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オノヤマビッキ 赤 2023

オノヤマビッキ 赤 2023

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容量
750ml
度数
日本
産地
長野
カテゴリー
生産者
トゥモローワイン
品種
メルロー (76%)、カベルネフラン (14%)、カベルネソーヴィニヨン (10%)
味わい
醸造
下記の①~③をそれぞれ樽熟成後、アッサンブラージュし瓶詰めしました。
①メルローとカベルネフランの混醸 :全体の74%
除梗無破砕の果実をステンレスタンクで発酵管理後、古樽で7か月熟成。
②メルロー :全体の15%
全房を1番底に敷きしめ、その上に除梗して破砕しないホール果実を乗せその上にまた全房でサンド。(全房比率40%)
発酵終了後、古樽で7か月熟成。
③カベルネフランとカベルネソーヴィニョンの混醸 :全体の11%
完熟まで引っ張って収穫した果実をすべて全房で投入。
(全房比率100%)ステンレスタンクで発酵管理後、古樽で7か月熟成。
すべて野生酵母で発酵、無濾過、補酸補糖なし、亜硫酸塩の添加なし。
【ソムリエによるテイスティングコメント】
外観は濃いめのダークチェリーからガーネットの色調。
香りは穏やかで、フレッシュな黒系と青系のフルーツとしてブルーベリーやカシス、そこに微かなフレッシュなグリーンハーブとして若芽のタイム、小さなバラのニュアンスが加わる。
クローブ、ナツメグ、杉の木のニュアンス。
様々な香りが調和したまとまりのある香り。
味わいは第一印象から豊かな果実味の印象と、旨みを強く感じる。
味わいの中盤から余韻にかけては旨みが味わいの中心にあり、豊かな酸味、重心の低い明瞭なタンニンが味わいの構造を形成している。

●フードペアリングの提案
サンカクバラ 炭火 一枚焼き 焦がし味噌を添えて・・・甘い脂と味噌の香ばしさに黒系果実と樽由来のスパイスが響き、穏やかな酸が後味を端正に整える。
賀茂茄子の赤味噌田楽・・・茄子の質感と味噌のカラメル感がワインの旨みに呼応し、豊かな酸ときめ細かなタンニンが甘みと旨みの余韻を引き締める。



【生産者情報】
●私たちの畑について
浅間連峰と眼下に千曲川の流れ、そしてそこから立ち上がる河岸段丘が八重原台地へと続く…
そんな雄大な大パノラマを見渡す高台に、わたしたちの畑はあります。
長野県上田市のある東信地域は、本州で年間降水量が最も少なく日照量もトップクラス。
また昼夜の寒暖差が大きく、ぶどうの栽培に最適な場所といえます。
2016年から土地を開墾し、ぶどう栽培を始めました。
畑の総面積は2.5ha。
土地選定の決め手は、南向きの急斜面で日射量が十分で水捌けが良いこと。
またその全形が手の甲を上にし拳を握った様な形をしていることで、微妙に様々な方角を向いた斜面が出来上がっています。
ひとつは、同じ品種をそれぞれの斜面に植えることで、違ったニュアンスを出すことができること。
そしてもう一つは、その斜面に適した品種を植えることで、より品種の持ち味を引き出すことができると考えています。

【栽培品種】
赤:メルロー、カベルネフラン、カベルネソーヴィニョン
白:ソーヴィニョンブラン、シャルドネ、ピノグリ、プティマンサン

●トゥモローワインの名の由来
中高時代、放課後部活が終わって三々五々帰路につく生徒たち。
帰り際、決まって発せられる「じゃあ、また明日ねー!」という言葉が好きでした。
そこには、「今日も走ったー!」「球拾い頑張ったー!」「目一杯ラッパ吹いたー!」といった、彼ら彼女たちの一日の充実感のようなものが溢れんばかりに込められていました。
明るく、透明感があって、周りが安堵する、そんな空気がありました。

月日が巡り、農夫となった私。2.5haの畑をほぼ一人で管理する。
仕事はまるでキリがない。「とりあえず今日はここまでにしよ、あとはまた明日」とひとり言。
追われ追われて、毎日が過ぎる。
しんどい作業にくじけそうになるけど、何とか踏ん張って「明日こそは!」と心に誓う。

ワイン造りもそう。出来上がった自分のワインを恐る恐る飲む。
「あ、ここがダメ、あそこがダメ」「あの生産者のここには勝てないなあ」とため息をつく。
でも来年こそは、と畑に戻っていく。
そして「明日こそは、来年こそは!」と奮起する。
それこそ「永遠の明日こそは!」なのです。
現状の課題に粘り強く取り組み克服していく、現状打破の気持ちを表したかった。

そしてTomorrowは、「=未来」と感じたい。
未来にバトンを渡すような気持ち。
未来は、次世代たちの活躍の場。
少しベタですが、毎日毎日を踏ん張りながら、明るい未来を切り拓いていってほしいという願いが込められています。

●ワインづくりへの考え
尾野山の自然を写し取るようなワインを。
栽培では、殺虫剤、除草剤、化学農薬を使わず、化学肥料や外部から持ち込む施肥や耕起も行っていません。
なるべく自然に近い形でぶどうを栽培するため、必要最低限の草刈りにとどめた「草生栽培」を行っています。
そのため畑の中は草がぼうぼうと生い茂っていますが、歩くと地面はふかふかと柔らかく、昆虫や土中の微生物たちがミクロの世界を作り出しています。
土にも生き物たちにも負荷をかけないアプローチのなかで育った、生命力溢れるぶどうたち。
ワイン造りにとってこれが何よりも大切だと考えます。

また、秋の長雨の前にはぶどうの上から手作業でロウ引きの傘をかけます。
雨を媒介として広がるベト病、灰カビ病、晩腐病の被害を防ぐためです。
2024ヴィンテージのふどうは、その数40,000房。
気の遠くなるような作業ですが、一房一房に丁寧に傘がけを行います。

収穫は、ぶどうの完熟のタイミングを見計らって畑の区画ごとに行い、ぶどうを傷つけないよう全て手摘みし手の上で選果しています。
適切な温度管理のもと、ぶどうの皮に付着した野生酵母によって自然な発酵へと導きます。
添加物は加えず、無濾過・無清澄で瓶詰めしています。

畑にひっそりと棲みついている野生の酵母こそが、尾野山のテロワールをワインに表現してくれる唯一のものだと信じています。
そんなワインを作りたいからこそ、ぶどうや微生物たちの声に耳をすませ毎日の作業を丁寧に行うこと。
これがワインの品質や味わいに繋がると考えています。

●ワインについて
自社管理ぶどうのみでワイン造りをしています。
栽培は、化学農薬や殺虫剤、除草剤等不使用。
施肥や耕起も行っていません。
野生酵母により発酵に導いたワインを無濾過で瓶詰めしています。
全工程において亜硫酸塩等の酸化防止剤も極力添加しません。
トゥモローワインのワインに共通するのは、
「透明感のある艶やかな味わい」
みずみずしく、香り高い味わいをお楽しみください。

ボトルのエチケットには、私たちの畑にすんでいる生き物たちをあしらいました。
ワインの名前にもなっている「ビッキ(アイヌ語でカエル)」を中心に、エチケット中央には彼らの食物連鎖の頂点にいる大鷹の影を描いています。
彼らはみんな私たちのワイン造りにおいて欠かせない登場人物(生物)たちです。
尾野山の豊かな自然とそこに棲む生き物たちを思い浮かべて、味わってみるのはいかがでしょう。

(ワイナリー様WEBページより)


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