マルティン曰く、ラインヘッセンはモーゼルなど他のドイツの産地のような特徴的な品種がない場所。
それゆえにこのフラッグシップキュヴェは品種をブレンドすることでフロンハイムの土地の味を表現しているそう。
2021年は寒く、雨の多かった年。
収穫は10月末~11月になり一部のブドウには貴腐がついたそう。
貴腐のついたブドウを一緒に醸造することはチャレンジングな面もあったようですが、ネガティブさを感じさせない素晴らしい仕上がりです。
彼のセンスの良さ、そして畑に真摯に向き合う姿勢を感じることができます。
20年は揮発酸が目立って感じられましたが、21年は醸造のアプローチを変えており今回はバランスが取れています。
また醸しのニュアンスが昨年よりやや強く感じます。
※抜栓したては、やや濁りのあるレモンイエローですが、徐々に濃いオレンジアンバー色に変化していきます。
※全房で1ヶ月間醸しですので、製法的には、オレンジワインですが、抜栓したての色調はレモンイエローですので、白ワインと致しました。
カテゴリ一覧