自然派ワイン・ナチュラルワイン・ビオワインの専門店 - SWAILIFE WINE SHOP(スワイライフワインショップ)
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焼きリンゴやドライアプリコットなどの熟成間のあるふくよかな香り、温度があがると干し芋のニュアンスが立ち昇ります。
穏やかでいて奥行きがあり、2019年の乾燥した暑い夏のヴィンテージがもたらすふくよかさと温かみがじんわりと広がります。
果実味と酸がしっかりと支え合う充実感のある仕上がり。
【生産者情報】
バルセロナから西へ100km程行ったところにコステルス・デル・セグレというDOがある。
ここにレリダ地区で始めてビオによりぶどう栽培を始めたボデガ”カサ・パルデ”がある。
現オーナー、ホセ・トーレス。
1993年彼は両親から受け継いだぶどう畑でワイン造りを始めたが、当時まだ14歳の若さだった!!
しかし、自然な手法によるワイン造りしか考えていなかったホセは、当初よりビオにて、98年からはビオディナミによってぶどう栽培を行っている。
そして、2000年からは亜硫酸も使用せず、ノー・フィルター、ノー・クラリフィケーションによるワイン造りを独自に確立した。
ホセの目指しているぶどう栽培は、土壌の活性化と多様性だ。
この地は乾燥しているので病気の心配はさほどないが、土地は痩せている。
3月になると、牧場を営んでいる友人から譲ってもらった堆肥を2年間掛けて発酵させた自家製の有機堆肥を土に入れるが、これはぶどうの樹に与えるという意味もあるが、土壌に生息する微生物を活性化させ、土壌全体の生物多様性を豊かにする事が主な目的だ。
彼の畑には近隣の畑と違い沢山の種類の雑草が生えている。それが多様な昆虫や生物を育んでくれる訳だ。
カノコ草やイラクサなどビオディナミに使用する薬草も豊富だ。
ぶどうの実りの季節になると、畑に生えている多様なハーブや植物がぶどう粒の表面の蝋質に付着し、ワインに複雑な味わいを与えてくれると云う。
所有する4.5haには、1.5haのカベルネ・ソーヴィニヨン、1.7haのトレパット、0.8haのシャルドネが植わっている。
トレパットはこの地の伝統品種だが、彼の畑では伝統的な栽培法でカベルネと混植されており、このボデガのワイン”カベルネ&トレパット”は畑で「ブレンド」されている。
ホセがワイン造りで目指していることは、「畑の生態系をワインを通して表現すること」。
あなたには彼のワインから畑が感じられるだろうか?
(インポーター様資料より)