自然派ワイン・ナチュラルワイン・ビオワインの専門店 - SWAILIFE WINE SHOP(スワイライフワインショップ)
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黄金色。カリンの風味。ドライな辛口。
●グラッパとは
グラッパは、ワインを造るために搾ったブドウのかすを蒸留することによってできるリキュールです。
イタリアでは、グラッパは寒い日に体を温めるために飲んだり、食後酒として親しまれています。
果皮を熱し、それを冷却によって液化して造られるグラッパの歴史は10世紀頃まで遡ります。
その頃、上流階級ではワインやブランデーが主流で、グラッパは搾りかすで造った一番安上がりで手っ取り早く酔える酒の代表として農民たちに親しまれていました。
当時は、荷車に手製の蒸留器をのせて、ブドウの搾りかすからグラッパが造られていました。
現在では、その品質は改良され、品種の個性や味わいを出すために、単一種のブドウから蒸留されるものや木樽で熟成させることで香りや味わいに複雑味を加えた高級品もあります。
●良いグラッパは、良い搾りかすから
できたての搾りかすは、栄養も豊富なため、バクテリアや細菌類、そして酸化の影響を受けやすく、しっかりした保存を怠ると、酢酸やメチルアルコールを作り出し、グラッパの香りに重大な欠陥をもたらします。
良いグラッパは、良い搾りかすから造られます。
SIBONAでも、蒸留所に届いた搾りかすをすぐさま蒸留することで、その品質を保っています。
●グラッパの楽しみ方
グラッパは、ストレートで飲むのが一般的です。
グラッパは、スコッチウイスキーやブランデーと同じく、香りを楽しむ飲み物ですから、味わう温度は重要な要素です。
基本的には、冷やしすぎに気をつけてください。
【生産者情報】
シボーナ蒸留所は、ピエモンテ州アルバ近郊で数百年前よりグラッパを蒸留する歴史ある蒸留所です。
ピエモンテ州で最古の蒸留所の証明である、UTF(蒸留所商取引監督機関)の登録ナンバーは「No.1」。
単一品種のぶどうからグラッパを手作りしてきました。
もともと、蒸留には古い機関車を使って行われていました。
当時は、銅製の蒸留器を使用。
搾りかすは、蒸留所に到着するとすぐさま蒸留され、アロマの抽出が始まります。
近年、マスカットやマスカット・ハンブルグ、ピンク・マスカットが蒸留されています。
グラッパの蒸留に使用される搾りかすはフレッシュなものだけを選別。
また、選別されたものは、正確な蒸留により、高品質のレベルに到達します。
常に設備を改善し、蒸留液は、最初と最後の部分を取り除いた、いわゆる、ハートの部分だけを使用してグラッパを製造する、などのこだわりを持っています。
その後、樽の中で長い間熟成されますが、これはグラッパに柔らかさや心地よさだけではなく、より複雑な香りを与えてくれます。
(インポーター様資料より)