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pH4.3 WHITE 2022

¥3,300 (税込)
商品コード: WH1227
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容量
750ml
度数
11
日本
産地
福岡
カテゴリー
生産者
SHINDO WINES
品種
福岡県うきは市産巨峰
味わい
醸造
食用ブドウを使用するときは、ヴィニフェラ系のブドウと比べてより糖と酸度の関係性を重視することがあり、多くのワイナリーでは熟しきっていない「青い」ブドウを使うことによって酸度を補うことがあります。
しかし、適熟していないブドウからは口当たりがフラットで青臭さのあるワインが出来てしまいます。
本ワインは、除梗して一晩のスキンコンタクト後に搾った果汁を発酵させたワインと、ダイレクトプレスで搾った果汁だけを発酵させたワインをブレンドしています。
醸造にあたり、酸度が低くてもきれいでおいしい白ワインを造るために参考にしたのが、ワインメーカーの阪本がかつて日本酒製造にかかわっていた経験です。
発酵時の吟醸造りからアイデアを得て、香りが華やかになるようにステンレスタンクでゆっくりと低温(約12度)で発酵させました。

・野生酵母使用。
・無濾過、無清澄
・補糖、補酸も一切行っておりません。
・瓶詰時に極少量䛾亜硫酸を使用しております。
商品名のとおり本ワインはpH値が高い、酸が穏やかな巨峰100%の白ワインです。
一般的に、pH値が4.0を超えるワインはほとんどありません。
4.0を上回ると、瓶内で微生物による劣化のリスクが高まるばかりでなく、「酸」が少ないため味わいにキレがない、と評価されやすいからです。
白ワイン用のブドウは酸度の高いものがほとんどですが、暑い夏にブドウの収穫期を迎える九州では、一般的に熟した巨峰は糖度だけ高く、「酸が低い」「酸が抜けている」と表現されることがあります。
しかしとてもおいしく食べられるので、ワインにしてもおいしいのではないか、熟した巨峰で白ワインを造ってみようと思いつきました。

本ワインのpH値4.3は一般的な日本酒のpH値と似ており、余韻もどこか純米酒に似通ったところがあります。
シャープな酸度こそありませんが、熟した巨峰の優雅さを持つ「純米吟醸酒」を彷彿とさせるワインに仕上がりました。
SHINDO WINESでは夏に最適なワインを目指しておりますが、このワインは日本酒のように一年中飲んで楽しめる一本となっております。
九州のワインの極めてまれな一例としてお楽しみいただけると幸甚です。
暑い九州でとれる巨峰だからこそ実現できた味わい、九州でしか表現できないワインになっていると信じております。

ラベルデザインについて
本ラベルは鹿児島県在住のメキシコ人デザイナー、パブロ・ピネダ氏にお願いしました。
上記の通り、本ワインは今までにない新しいタイプのワインに仕上がっております。
いろいろな価値観・考えかたが尊重されるNYで長年デザイナーとして活動されていたパブロさんにこのラベルを書いてもらうのがぴったりだと考えました。
実験室で使うpH試験紙のイメージでもある色のグラデーションを駆使して、ブドウが発芽から成長していき、本ワインに使用したような完熟のブドウとなるまでの様子を表現しています。



【生産者情報】
地元のブドウを活かし、風土と向き合う。
地域の個性を最大限に表現できる独自の製法を探究し、「これが福岡/九州のワイン」というものをつくる。
そして、その行き先をはるか海外まで見すえ、地元の豊かな個性を世界に向けて発信する。
そんな、地域の魅力の橋渡しを、ワイン造りを通じて果たしていきます。

福岡/九州の地だからこそ表現できるワインを目指して。
従来の造り方にとらわれず、土地の個性を最大限に引き出すことのできるワイン造りを追求しています。

・畑からワイナリーへ
自社畑でブドウを丹精込めて栽培すると共に、地元のブドウを厳選し、人的介入を最小限に抑えた自然な造りを追求。
さらに、海外のワイナリーでの経験や日本酒造りで学んだ技術も応用し、クリーンで飲みやすく、つい踊ってしまうようなぐびぐび飲める自然なワインを目指しています。

・畑から飲み手まで
SHINDO WINESでは畑でのブドウ栽培から、飲み手にワインが届くまでの一連の流れを造り手みずからが行います。
土地の個性を私達の口で直接お伝えし、ワインに込められている想いも一緒に楽しんでいただくことが最大の喜びです。

(ワイナリー様WEBページより)


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