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CHAOS WEISS / カオス・ヴァイス NV

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¥3,850 (税込)
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商品コード: OR448-NV
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オレンジ
容量
750ml
度数
11.5
オーストリア
産地
ニーダーエスターライヒ
カテゴリー
生産者
クアントゥム・ワイナリー
品種
ミシュター・サッツ(ローター・ヴェルトリーナー、リースリング、フリュアー・ローター・ヴェルトリーナー、グリューナー・ヴェルトリーナー、ヴェルシュ・リースリング、ヴァイス・ブルグンダー)
味わい
醸造
酸:6.2g/l
残糖:1.3g/l
土壌:花崗岩、石灰岩
樹齢:45年
総生産本数:1300本
ヴィンテージ:2021年、2022年、2023年を使用。
2023年9月上旬に手摘みで収穫。
プラスチック製容器にて、3-5日間スキンコンタクト、全房のまま圧搾、ステンレスタンクにて自然発酵、全ての酵母や澱と共にステンレスタンクにて熟成。
バトナージュは1回。
タンクで寝かせてきた以前のワイン(2021年と2022年のブレンドワイン)を2024年4月に新しいワインとブレンド、そして、5月にボトリング。
無濾過、無清澄、全ての工程において無添加。
ゲミシュター・サッツをカオス(混沌)にて表現。
ラベルの絵は、ベルリンの壁に描かれているレオニード・ブレジネフとエーリッヒ・ホーネッカーの絵を使用。
当時、色々な混乱を引き起こしていたことと、カオスの意味を掛け合わせてこのラベルを使用。

濁りのある小麦色。
黄色い林檎、洋梨、白桃、グレープフルーツ、ハーブや白い花の香り。
柔らかな果実味は白桃、リンゴのニュアンス。豊富なミネラルと心地良い酸。
フィニッシュに柑橘類の皮とほんの少しの塩味。
ラベルやカオスから連想する事とは真逆の印象で、じんわりくる旨味が特徴的な優しいライトオレンジです。



【生産者情報】
オーストリアのワイン生産地で最大面積の広さを誇るヴァインフィアテルの西部マイッサウにて 2010年に1ヘクタールの畑と小さなセラーよりワイン作りをスタート。
ワイン生産者兼オーナーFlorian Schuhmann Schuhmann(フロリアン・シューマン)氏は、あくまで時と共に成長していく自然の流れを貴重とし、余分な事は一切せず、自然に対する敬意をこめて、素朴なのに刺激的なワインを生産しています。
彼のワイン作りは挑戦でもあり、彼はこう表現しています。

“マスクやコルセットは勿論なく、様々なフルーツや花のような味がしない。
我々は、長く忘れられた果物のような味わいを感じられるワインを目標とし、素朴かつ自然本来の葡萄、ワインの味わいを表現したい。”

以前親戚がワイン造りをしていましたが廃業し、その後、セラーは車の修理工場として利用されていましたが、それも廃業。
その跡地を現在のセラーとして利用しており、まだ車のタイヤ、部品などが転がっている状況ですが、“今のところ、綺麗なセラーやテイスティングルームを作ることは考えておらず、その土地、環境の中でできたワインを飲んでほしい”との事。
正にガレージ・ワイナリー。

現在畑は2.5ヘクタール。
彼は、ワークショップワイナリーとして少し大きくなったけれど、名前の由来の一つにもなっている QUA NTUM = ごく少量という意味も込めて、小規模だからできる自然と向き合ったワイン作りを続けていくと話しています。
畑ではトラクターを使用せず、作業は全て手作業で行われ、ビオディナミ農法にて、灌漑、剪定などを行わず、殆ど手をかけずに葡萄を育てています。
畑の状況を確認する時は、畑にいる虫の種類や量を確認するとのこと。
様々な生態系が上手く回っていれば、葡萄も健康に育っていると考えているからです。

ワインは年によって味わいが変わる為、個性的なラべルも毎年変更。
時折、ワインとの関連性を持ったラベルもありますが、絵や音楽が好きな為、基本的にはフィーリングで決められています。
全てのワインは、野生酵母による自発的発酵、無清澄、無濾過、無添加もしくは ボトリング時のみ極少量のSO2添加にて生産されています。
また、マイッサウの降水量は年間を通して、非常に少なく、ドライ・ファーミングを実地しており、福岡正信さん(日本の自然農法の大家といわれる人物)を参考に畑と向き合っているとの事です。

彼のワインは、自由で型にはまらず、一言で言うならオルタナティブ・ワイン。でも、旨味と柔らかさ、素朴さが全面にあります。
ラベル、味わい、フィロソフィーにギャップがあるところが、彼の最大の特徴で、私達を毎年楽しくさせてくれる理由がそれらにあると思います。
2020年、COVID19 コロナの影響により、ワイナリー、飲食店、ワインショップが窮地に追いやられた際、“Drinking Against Sinking Sinking”というプロジェクトを立ち上げました。
世界各国のワイナリーに協賛を求め、各ワイナリーの対象ワインに同じラベルを貼り販売、必要経費以外、売り上げを全て寄付するイベントを主催した一面もあります。

(インポーター様資料より)


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