2022年は遅春に雹害があったために生産量こそ平年よりも少なくなってしまいましたが、全体的に冷涼でじっくり生育期間を経てから収穫できた年。
自然な酸を高く保ちながら凝縮感あるフルーツとのバランスがしっかり取れており、クオリティ面では特に素晴らしい出来になりました。
冷涼な年らしく例年よりもさらに切れ味のあるクリスピーな味わい。
ボトル上部のレモン&ハーブ感~下部のグレープフルーツのハチミツ漬けまで、幅広いスペクトルを楽しめる。
【生産者情報】
自ら ”Delinquente = はみ出し者” を名乗るオーナーワインメーカー、グレッグ・グリゴリオ によって2013年設立された新しいワイナリー。
オーストラリアではテーブルワインの産地として認知されているリヴァーランド。
オーストラリアワインの「機関室」と表現され、ファインワインとは縁遠い土地でしたが、彼が造るワインはリヴァーランドの新たな可能性として高い注目を集めています。
グレッグは祖父や父が経営するワイナリーで子供のことからワイン造りに親しみ、自然と自らもワインメーカーとしての道を歩み始めます。
そして数年の海外留学を経て自身のブランドでワインを造ることを決意、生まれ育ったリヴァーランドで2013年「デリンクエンテ」を立ち上げました。
彼が造るワインのコンセプトは明快です。
「リヴァーランドの気候に適応する南イタリアの地ブドウ」を用い、「なるべく人の手を介さない、ナチュラルな造り」で、「Modern & Easy Drinking」かつ「コストパフォーマンスに優れたワイン」を造ること。
ちなみに斬新なラベルデザインは彼の友人でもあるデザイナーによるもので、それぞれにユニークなストーリーが設定されています。
(インポーター様資料より)
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