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Hors-Norme / オールノルム NV(2019)

¥2,750 (税込)
(在庫:残り0本)
商品コード: SD05
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シードル 白
容量
750ml
度数
6.5
フランス
産地
ブルターニュ
カテゴリー
ビオロジック
生産者
ラ・シードルリー・デュ・ゴルフ
品種
マリ・メナル(苦味) 40%、デュース・モエン(甘味・苦味) 35%、デュース・コエトリニエ(甘味) 10%、ジュドール(酸味) 15%
味わい
やや甘口
醸造
11月18日収穫/手洗い、選果し破砕し、1950年製造のパケットプレスで圧搾
30hlのグラスファイバータンクで4ヶ月発酵
ティラージュ:2020年3月/ノンドザージュ
3ヶ月間瓶内発酵・熟成/無濾過・無清澄/残糖:26.8g/L
SO2無添加 トータル:15mg/L未満
ブルターニュ沿岸Morbihan湾近くの果樹園で熟すのを待ち収穫した4種のリンゴを選果し破砕し1950年に製造されたパケット・プレスで圧搾、
グラスファイバータンクで4ヶ月発酵し瓶詰め、3ヶ月瓶内発酵・熟成しました。

オレンジイエロー色、すりおろしリンゴやジンジャーの香り、心地良い泡と苦味のアタック、甘・酸・苦のバランスが良く摘みたてのフレッシュさが拡がります。



【生産者情報】
ブルターニュ Arradon(アラドン)村、La Cidrerie Du Golfe はMorbihan湾の沿岸から500m内陸へ入ったところにあります。
Golfeとはフランス語で「湾」を意味します。 
このシードルリーを運営するのがマルク・アヴェリ(1965年生まれ、三人の父)とフランソワ・ドゥ・フォルジュ (1962年生まれ、三人の父)。
我々が訪問した2016年の夏、醸造所にはひっきりなしにお客さんがやってきてカウンターで試飲をしケース単位でシードルを買っていく姿が見られました。
アーティスティックでロックフェスのような雰囲気と音楽がそこここに溢れる手造り感たっぷりのシードルリーです。

マルクはシャンパーニュ地方出身でワインとは全く違う仕事をしていた両親の元で育ち、21才からプロの広告カメラマンとして2011年までパリで活動してきました。
奥さんの地元ということで2000年からアラドンに住みはじめ11年間、週に4日はパリ、3日はアラドンという二重生活を続けてきましたが、奥さんの意向もあり、パリを後にしここに落ち着きました。
その後、ロワールのパトリック・デプラのワインに出会いヴァンナチュールに目覚め、「これをシードルでやったらシードル・ナチュール!おもしろいに違いない。。。」と感じたのがこのプロジェクトの始まりとも言えます。
一方、相方のフランソワは元々、生物学の先生であり研究者。
学校の先生を辞めたいと考えていた頃、2000年にマルクと出会い意気投合、2010年から二人でビオの食料品店を立ち上げました。
その時に仕入れていたのがまさにここのシードル。
実はこのLa Cidrerie Du Golfeでは2011年までは別生産者がリンゴを育てシードルを作っていたのでした。
当時のシードルをこの店で仕入れていた縁で2011年、前生産者が醸造所と畑を売るという話を彼らに持ちかけたところ「それなら俺たちでやりたい」と二人が引き継ぐことになりました。

2012年の立ち上げに漕ぎ着けたと同時に、フランソワは2週間のうち3日間はノルマンディの醸造学校へ通い醸造方法を本格的に学びました。
また、マルクは50キロ離れた手造りのシードルの生産者での修業を開始、二人とも1年間は二足の草鞋を履く生活でした。
二人は「あの頃は無茶苦茶ハードだった。」と当時を懐かしそうに振り返ります。
2013年からは、ようやく自分たちのシードルリーでの生活一本となりました。
無農薬、無化学肥料、無除草剤のリンゴ畑は現在5.5ha。
5種類450本のリンゴ樹の混植で、そのうち約1haがGuillevic種です。
10月、リンゴが完熟して地面に落ちるまで待ち、そこから更に完熟するまで待ちます。
リンゴを切って糖度を計り更なる完熟が確認できたら一斉に手で拾い収穫を開始します。
この時、一緒に収穫する少し傷んだリンゴの方が酵母が多く付着しているそうで発酵のスターターとして用いると話してくれました。

醸造所内、ノートや黒板にこれまでの発酵における数値を克明に記録していることからは彼らの正確さがみてとれます。
同時に、型破りな醸造にも挑戦する彼ら。
リンゴとホップをまぜたキュヴェ「ゴルフウヴロンウープ」。
これは非常に飲み手の記憶に強く残る新しいタイプのシードルですが、ベルギービールの「カンテオン」とシュナンブランとシードルをブレンドしたワインをつくったパトリック・デブラの影響を強く受け、出来上がりました。
生産量はシードル24,000本 ジュース10,000本。  

頻繁にアーテイストをシェへ呼びライヴや展示会を行っていて、実際、我々が訪問した際にもミュージシャンが醸造所でリハーサルをしていました。
感覚的なマークと科学的な思考のフランソワが目指すもの「文化というものをここから発信していきたい、お腹と頭を満たす文化、それをここでやりたいんだ」。
カルチャーピープルが人生かけて造り上げるシードルナチュール、あなたの好みのカルチャーのお供にいかがでしょうか?

(インポーター様資料より)
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