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Petit Sale Blanc / プティ・サレ・ブラン 2022

  • ミネラル感
  • 果実味
¥4,180 (税込)
(在庫:残り2本)
商品コード: WH826
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容量
750ml
度数
12.5
フランス
産地
プロヴァンス
カテゴリー
ビオディナミ
生産者
シャトー・ド・ロックフォール
品種
クレレット (65%)、ロール (25%)、ユニ・ブラン (15%)
味わい
醸造
各品種を最大限に熟すまで待ち、それから収穫。
全房のままプレス機にかけ果汁のみをステンレスタンクもしくはコンクリートタンクにて発酵。
発酵温度は常に18度から23度に保つ。
同じく上記の2つのタンクにて5か月間の熟成を行い瓶詰。
プロヴァンス地方のクレレットの別名が“Le Sale”であることからこのキュヴェ名が名付けられた。
レモンやグレープフルーツなどフレッシュな柑橘の果実味に塩ミネラル感!
夏と言えばこのワイン!



【生産者情報】
先のバニュルスの訪問から内陸に向けて車を走らせること約30分。
ピレネー山脈の麓にあるステファン・モランの醸造所、ドメーヌ・レオニヌについたのは夜7時前。
雨の中到着すると、彼の家には彼の妻と3人の子供、そして数人の男たちがいた。
すでに様々なボトルがテーブルの上に並び、話に花が咲いていたが、なんとその中にいたのがフーラル・ルージュのジャンフランソワ・ニックだった。
この日は雨だったので時間を潰しに来たのだろうか。そう、彼とジャンフランソワの関係は深い。
元々ステファンはAngeles sur merで写真家として活動していたが、ワイン造りへの興味が高じ、その道に自身の進路を切り替え、リヴザルトの醸造学校を卒業。
そして2005年に自身の子供の名前を冠したドメーヌ・レオニヌを立ち上げる。
さらにそのタイミングに出会ったのがフーラル・ルージュのジャンフランソワ・ニック。
ステファンはジャンフランソワに多くの信頼を寄せており、それは彼がドメーヌを立ち上げたと同時に、自然なワインの造り方、栽培の方法など多くのアドバイスや助けを受け、ジャンフランソワの教えが彼のワイン造りの基本となっているからだ。
そして今やドメーヌ・レオニヌもフーラル・ルージュや、ヨヨ、ポトロンミネなどルーションを代表するドメーヌの一つとなった。
この日は降りやまない雨のせいで畑は回れず、そのままカーヴに移動し各キュヴェの試飲を行った。
ステファンのワインが面白いのが、各キュヴェに彼の好きな音楽や彼の思い出が込められているからだ。
例えば白ワインのバリック・ホワイトはJAZZミュージシャンのバリー・ホワイトに敬意を表して。
チュック・バリックはロック界の伝説もと言われるチャック・ベリーの名を文字って。
ボトル・ネックはまさにボトルネック・ギターより。
カルボン14は彼が10歳の時に放送されていた、ちょっと過激なラジオ番組の名前から、などなど。
ステファンにさらに深い理由を聞いても小さな答えしか返ってはこなかったが、それらのキュヴェの意味は深いものがある。
理解できる人にはさらに深く入り込む事の出来るワインであることは間違いない。
その味わいは、先に一言でいってしまえば、素直でとても美味しい!
全体的に瑞々しくて素直で、キュヴェごとにきちんとしたキャラクターがある。
ひと昔前の彼のワインは非常に不安定だった記憶があるが、この数年で彼のワインは急激に進化したように思える。
白ワインは透明感がありミネラリーなものから、マセラシオンさせたオレンジタイプのものも。
赤ワインはラズベリーのような軽いタッチのものから、凝縮感のある熟度の高さを感じるものまで幅広い。
隣で一緒に試飲をしていたジャンフランソワも「美味しいねー」と頷いていた。
あまりに素晴らしい品質だったので、「以前はあんなに不安定だったのに、どうして??」と聞きたかったが、そんな質問はさすがに出来なかった。。。
でもふと彼が会話の中で、畑仕事をすればするほどワインのバランスが良くなるんだ、と言った事が全ての答えだと理解できた。
生産者訪問の楽しみの一つが、生産者が作ってくれる食事だ。
この日の夕食はステファン自らが作ってくれた。メニューはホタテのグリルにボンゴレだった。
それをマグナムのバリック・ホワイトで流し込み、彼のお気に入りのロックミュージックがバックに流れるという最高の時間。
時は流れ、さらにお酒が入るとステファンが奥からギターと、2005年に一度だけ造ったというリヴザルトを持ってきた。
表現できないくらい素晴らしい味わい。。。
そのリヴザルトを飲みながらステファンがギターを弾き、その音色に合わせて奥さんが歌う。
こんな五感を一度に刺激する体験はここでしかできないかもしれない。
ドメーヌ・レオニヌにとってワインと音楽は切っても切り離せない存在。
このドメーヌのロックなエチケットの意味がようやく理解できた訪問だった。

(インポーター様資料より)
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