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PurPur×Calx Spatburgunder / プァプァ×カルクス・シュペートブルグンダー 2018

¥3,080 (税込)
(在庫:残り0本)
商品コード: RD109
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容量
750ml
度数
12.5
ドイツ
産地
ラインヘッセン
カテゴリー
ビオロジック
生産者
ヴァイングート・マン
品種
シュペートブルグンダー
味わい
ミディアム
醸造
9月上旬収穫/全房でステンレスタンクで3週間醸し
空気圧式圧搾し、30hlのステンレスタンクと800Lのボックスで発酵(マロラクティック発酵あり)
12hlのフードルと225Lの古樽で23 ヶ月間シュールリー熟成
無濾過・無清澄/瓶詰め:2020年8月
SO2無添加 トータル:12mg/L
斑岩と石灰岩で育つシュペートブルグンダーの実が大きく、パワーと奥行きを与えるために3週間の長期醸しを行い、ステンレスタンクとボックスで発酵、タンニンを落ち着かせるため予定より長くフードルと古樽で熟成しました。
ピンクがかったルビー色、ストロベリーやフランボワーズの甘い香り、チャーミングなベリー系の甘い口あたり、ジューシーな酸味と塩気伴う硬質な味わいが続きます。



【生産者情報】
土地と緑をこよなく愛するナイスガイ アンディ・マンのナチュール

アンディ・マンは1990年生まれ。
ラインヘッセンの南西、西隣のワイン生産地ナーエとの境界にほど近い人口450人ほどの小さな村エッケルスハイムにワイナリーはあります。
実家はなんと300年前から続く複合農家、ブドウ造りの他に穀物や野菜を作り牧畜業も代々行ってきました。
ワイン造りを中心としたのは彼の父の代からで現在畑は10haあります。

この地で生まれ育ったアンディ・マンは幼いころから父の畑仕事、ワイン造りを手伝ってきましたが、10代の若い頃は実際にはワイン造りには興味をもっておらず高校卒業後は兵役の為、9 ヶ月ドイツ陸軍に入隊し、兵役終了後は大学で経営学を学びます。
(注: ドイツは長年徴兵制度があり満18歳以上の男子には兵役義務がありましたが、2011年7月4日、徴兵制の中止が発表されております。)
この学生期間、大企業で働くことが人生でやりたいことではないかもしれないと悟ります。
同時に友人・知人から彼の実家がワイナリーであること、幼少期にその実家でどのように過ごしたかについて非常に興味をもたれました。
高校卒業後、実家から離れたこの期間に実家、父の仕事、代々続いてきた農業に思いを巡らすようになり、そこから実家へ帰りワイン造りを志す決心をするのにそう時間はかかりませんでした。
その後、世界的に高名なガイゼンハイム大学で4年間、みっちりとワイン造りについて学びます。
彼がとてもラッキーだったのは、志が高い友人たちと出会えたこと。
彼らと一つ屋根の下で生活し学び合えた事は彼の人生、ワイン造りの方向性に非常に大きな影響を及ぼします(そのうちの一人が同じラインヘッセンのマルティン・ヴェルナーです)。
卒業間近、彼らが住む部屋のワインセラーの中は世界中のナチュラルワインだらけだったそうで、彼はその事実に自分が本当にやりたい道を見た気がしました。
在学中の2015年にも、彼は時間を見つけては実家に戻り勉学とは別で実際にナチュラルワインを作り始めています。
彼の1stヴィンテージはこの時の2015年になります。
そして2017年、ガイゼンハイムを卒業しナチュラルワインだけを作る決心をして実家を引き継ぎます。

一見クールなナイスガイですが、いや実際本当に朗らかで快活、理知的で優しい、話しをしていて一緒にワインを飲んでそんな印象をもちますが、
『ラインヘッセンの畑のエネルギーをボトルに詰め込み、それを世界中の人に味わってほしいんだ。その為の最初のステップは畑をよく観察し理解すること、その畑の個性を見つけ理解することが重要で、畑と友達になることなんだ。』
と土壌や自然への話が始まると、別のHOTな一面が顔を出します。
どのようにブドウと接すればよいか、全ての必要な対応は、すべては畑が教えてくれるといいます。
ワインを造るうえで最も大事なことは土壌の生物多様性を最大限に活性化させ、緑と微生物に溢れた畑を作ることだといいます。
それこそが、ブドウそのものの個性を真に表現する唯一かつ真っ直ぐな道だといいます。
それこそが、添加物を入れず酸化防止剤の使用を抑えた輝くナチュラルワインを造る唯一の道だといいます。
フランスで本物のナチュラルワインを造る生産者からも同様のお話をよく聞いてきましたが、90年生まれの若者が畑とワイン造りの真理に真摯に向き合っている姿には感動を覚えます。
畑の生物多様性や自然な循環は、自分たちの生活を豊かにするヒントでもあり、人間の人生にも当てはまるはずだと、人間も幸せにしてくれるはずだと信じているアンディ・マン。
それら全ては畑が教えてくれたことであり、自分がこれから作るワインでその精神を表現し皆へささやかなHappyを届けたいと語ります。
それこそが彼の原動力であり畑に立つ理由です。

(インポーター様資料より)
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